2010/07/19

葦簾(よしず)の効果

自宅は、集合住宅の高層階(と言っても14階)である。夏の日差しは半端ではない、南西向きに開いた生活空間の窓辺は西日のレーザービームによって午後は砂漠と化す。いろいろと考えたが、平野部の高層住宅は、風が強く日よけの植物も育たない。今年初めて、簡易なゴーヤーのやぐらを組んだが生育は思わしくない。だが同時に組んだ簾(すだれ)の日除けがとても効果的であった。アルミサッシに取り付ける機具は300円、下げる葦(よし)の簾も200-300円。日除けの植物の苗と変わらないが以外にも顕著に効果がある。
先ず、カーテンの温度が全く違う。夏場カーテンは、アイロン掛け直後の様に高温で「熱」を感じる程に暑かったが、その熱が発生しない。また、夕暮れ前の強烈な「日差し」がなくなり、室内がほんのりと日が差す程度になった。これは凄い、いままでエアコンの設定温度は、20度前後にしなければ清涼感の欠片も無かったが、今は27-28度で十分に感じる。無風の時は流石にキツいが、風のある日はエアコンも現時点で必要がない(7月)。
日除けだけなら、雨戸という方法もあるが、閉塞感+湿度/また室内温度を考えれば、古来の日本人の知恵に脱帽です。

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