2010/10/01

トイレの水漏れ対応

いきなりトイレネタ済みません。でも結構この手の問題でイライラしたりするものですので参考になればと思います。
うちのトイレはINAXの水洗式で単純な構造のものです。引っ越してから15年以上使っている訳ですが、半年程前から流し終わった後に、ポタポタと蓄水器へ水は落ちる音が止まりませんでした。最初はフロートボールの位置を上下させたりしていたのですが、どうも直りません。水道トラブル会社や修理に依頼したら何万も請求される事があるので、思い切って分解修理する事にしました。
写真等がないので、詳しく知りたい方は、具体的な方法を別途ご連絡します。今回は費用と修理を要するポイントだけを列記します。

1.壊れるポイント
蓄水器内の下止水ゴムボール:本当は球体ですがネヅミがかじった様になってました。
上止水器内のフラムゴム:フロートの根元で流水を制御する金属製の上止水器の中にゴムの円板型フラム(弁)が変形していて硬化してました。(ここが一番原因かな)

2.修理に掛かる費用
止水ゴムボール:800-1000円/ゴムの円板型フラム(400-500円)/自分の作業(プライスレス)
部材は、JoyFull Honda などで普通に売ってます。使用しているトイレの型番を控えて通販でも入手可。

3.手順
 <ポタポタの水漏れ側の対処>
 ①上水道の元栓を十円玉で時計方向へ何回か回してしっかり締め水を止めます。
 ②水を流して(大側)蓄水器の水を空にします。この時手洗い水が流れたり、蓄水器に水が流れ出るなら①の止めが甘い。
 ③蓄水器と上水道を繋いでいるナットを緩めて、上水道と蓄水器を分離します。送水管に水が溜まっているので雑巾をお忘れなく。
 ④金属製の上止水器には、手洗い用の管、直接送水する管の2本が繋がっていますので、その2つを外します。
 ⑤直接送水管の接続部にスプリングが入っているので要注意
 ⑥蓄水器の陶器部分のナットを緩めから金属製の上止水器を取り外します。
 ⑦上止水器を下から見ると3つのビスがあるので、そのビスを外します。
 ⑧上止水器が2つに分離され、中に黒いゴムのフラム(弁)が見えます。これを新品のものに交換します。
 ⑨ビスをしっかり締め直して、⑥から③までの手順で元に戻します。
これで終了。黒いゴムばかりなので、素手でやると手が真っ黒になりますから気になる方は、ゴム手をお忘れなく。
 <蓄水器側の対処>
 ①蓄水器底に、黒いテニスボール位のゴムボールがあります、チェーンで蓄水器の外にある「流し栓」に繋がっている。
 ②流し栓にフックされているチェーンを外します。
 ③蓄水器底の黒ゴムボールを引き抜きます、ゴムボールには細いプラスチック棒が貫通しいるので、グッと引き抜きます。
 ④新しい黒ゴムボールを差し込みます。差し込んだら、テッペンからグッと押し込みます、③の逆です。
 ⑤フックを流し栓に掛け直します。
これで終了。抜き取ったゴムボールを見て少しびっくりしました、ネズミに食われたように球体の一部が掻けてます。

上記の2箇所の処置で、ポタポタが無くなりとても快適。費用1500円程度、作業時間も30分程です。価格や仕組みを知らずに頼むと業者によっては、「トイレ全部交換しなければ駄目」とか「○万円」の修理費の請求書が終わってから突きつけられたりと、なにかと物騒な昨今です。メーカーによって多少の差はあるかもしれませんが、困った場合はメーカーのホームページを見たり情報を収集して、騙されず最小支出、最小資源で生活しましょう。

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